残念ながら、東北大地震の影響で八千代市が当面の間公共施設の貸し出しを自粛したほか、会議・集会の中止を決定したため、「もうひとつの音楽室」開催も中止することとなりました。
以下、開催者の子どもネット八千代さんからのコメントです。
『チケットを買ってくださった知り合いが、幼稚園の子どもが楽器に触れるのを楽しみにしている
と話していたので、中止は残念ですが、余震が続き計画停電も実施されている状況では、落ち着いて楽しめないですし、安全が第一です。この事態が早く収束することを願っています。』
市内各地でイベントの延期や中止が報告されていますので、ご予定されている方はぜひ八千代市広報や開催元などにご確認ください。また、やちなびでも何かお手伝いが出来ればと思いますので、イベント中止や変更の周知にお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
2011年3月10日
「アートスタート」っていう言葉、耳にされたことありますか?
これは、まだ1歳や2歳頃の小さなお子さんに初めて芸術文化を体験させることだそうで、最近全国各地で取り組みが盛んに行われているんですって。よく絶対音感は5歳位までが一番身に付きやすいといった話も聞くんですが、こうした聴覚や視覚といった人間の感性(五感)の形成は幼児期に育まれていくもの。この大切な時期に“本物に触れさせる”ことが、感受性をより豊かにすると言われていることから、アートスタートに注目が集まっているということなんです。
とは言え、なかなか一般的には絵画鑑賞や観劇などは騒いだりしてはいけませんから、現実的には幼稚園にも入っていないような小さな子供を連れては見せたくても見せられない!
そこで、各地でアートスタート専用に舞台鑑賞会などを催して、気軽に参加できる機会が増えてきています。ここ八千代市でも取り組みの輪を広げようと、今月3/19(土)にNPO子どもネット八千代さん主催で「もうひとつの音楽室」という鑑賞会が開かれることになりました!
ちなみにこのコンサートは、「八千代市1%支援制度対象事業(→詳細はこちら)」として実施されるんだそうです。
『音楽は小さいお子さんでも楽しめるので、アートスタートにぴったりです。プロの音楽家 かさいなおきさんのテクニックは超一流で、初めにものすごい迫力ある演奏を披露してくれるので、まずは大人がうっとり。そして、子ども向けの曲は「いぬのおまわりさん」「おもちゃのちゃちゃちゃ」「おおきなふるどけい」など、子どもたちが知っている曲がいっぱいです。おしゃべりも楽しく、みんなかさいさんのファンになっちゃいますよ!』
使う楽器は20種類以上!
珍しい楽器「アフリカのたいこジャンベ」「大きな木琴マリンバ」「小さい鉄琴グロッケン」から、
おなじみのトライアングル・すず・木魚・小太鼓・ウッドブロック・オルゴール・タンバリン等々、学校のチャイムの鐘まで使ったとても楽しいコンサートです。
幼児・低学年向きコンサートとしていますが、高学年の子どもはもちろん、テクニックの凄さがわかる大人も楽しめます。また、小さい子どもはじーっと座っているのがニガテ。鑑賞だけではなく、いっしょに演奏のお手伝いができたり、コンサート終了後に体験コーナーに参加できたりするんですって。
詳細情報
コンサート 「もうひとつの音楽室」
【会場】八千代市総合生涯学習プラザ 多目的ホール(場所詳細)
【日時】平成23年3月19日(土)@13:00〜 A16:00〜
【内容】プロの音楽家による幼児・低学年向きの打楽器によるコンサート
遊び道具はパーカッション。おなじみの打楽器で楽しい曲いっぱい。演奏は超一流で大人もうっとり!子どもたちもマラカスで演奏のお手伝い。コンサート終了後に、楽器の体験コーナーもあります。
【当日券】2,500円(3歳以上)
※特別会員券の場合は500円引き
【主催】NPO法人子どもネット八千代(ホームページ http://konet.ciao.jp/)
【後援】八千代市
【問い合わせ】047-486-4699(月〜金 10時〜17時)
耳で、目で感じて、実際に自分で音を鳴らせるなんて、きっとお子さんに、そして保護者の方にも、とても有意義なひとときになるはず!
乳幼児から楽しめるプロのコンサートはなかなかありませんから、ぜひ親子で参加してみてはいかがですか?