始めは例年通り8月第3週目の土曜日ということでしたが、震災などの影響で県内各所で次々と花火大会が見送られてしまっている状況で、日程が8月27日(土)と変更されました。

★第37回八千代ふるさと親子祭 開催日程
【開催日】平成23年8月27日(土)
※雨天・荒天時は翌日28日(日)順延
【花火大会時間帯】19:00〜20:15
ちなみに実行委員会からは、日程変更についてこのような説明がなされています。
『4月13日(水)に第37回八千代ふるさと親子祭の開催を決定し、8月20日(土)の開催に向け準備をしてまいりましたが、楽しみにしている皆様の安全確保を第一に考え、6月15日(水)の役員会において8月27日(土)に変更する運びとなりました。
八千代ふるさと親子祭の開催は、「灯ろう流し・花火大会」の根源である慰霊の意を強く意識し、「八千代から元気を発信!ふれ愛・ゆずり愛・たすけ愛」をテーマに開催するものですが、関東・県内の花火大会が相次ぎ中止となる中で、今までにない多くの来場者が予想されるため、近隣の花火大会開催日と合わせることで、安全対策面から来場者の分散を図ろうと日程の変更を決定したものです。』
そして毎年恒例?となりつつもありますが、こんな状況なので来年以降の花火大会について色々な話が聞こえてきます・・・。
「新川沿いに色々と建設する予定があるので、もうあの場所では花火がないのでは?」
「場所が移るとアクセスの関係で駐車場や道路の混雑が対応できないのでは?」
などなど。
けれども、そうした来年以降の花火については、今年の花火大会が終わってから検討に入る予定で、現段階では今の場所で打ち上げるか、場所を変えるかといった問題も含めて全く白紙状態。今年12月頃には市の予算の方向性が決められるので、その時点で何らかの結論も見えてくるかと思いますが、実際のところ八千代市としては花火大会の今後をどう考えているのかしら?
そこで、気になる質問を色々な方面へ確認してみました結果がこちら。
『長い歴史のある親子ふるさと祭りは、花火も含めて大切に今後も維持していく方向で検討していく予定です。今年4月からスタートした“八千代市第4次総合計画(⇒詳細はこちら)”という今後10年間の八千代市について計画されたものの中に、八千代市として初めて「観光」に力を入れることが盛り込まれました。その観点からも、この親子祭は周辺各地から注目されるイベントとして外せないものとなっていますから、むやみに花火を中止するような話に持っていくことは考えにくいはずです。』
ちなみに8月27日は、浦安市や隅田川の花火大会が開催される日。
おそらく都内の方々はそちらに流れるんじゃないかという見込みでこの日にしたようですが、本当なら多くの方に集まっていただけるのが一番望ましいことです。けれど、平年ですら八千代市の人口以上に人が集まるという状況ですから、今年は特に事故を起こさないためにも仕方ありません。
むしろ、周りが次々と開催を断念する中で「八千代もやっぱり中止するって言うんじゃないの?」という憶測が飛び交っていたくらいですから、市がやめようと思えばいくらでも見送れたはずでした。
それをあえて、決まっていた日程をギリギリの段階で調整してまで開催すること自体、相当の決断だったに違いありません。
実際に、関係者の方からもこんな意気込み満載なお話がありました。
『県内各市が見送る中の決定でしたが、今年の花火は慰霊や活性の目的を含んだ特別な開催でありますし、また八千代市は比較的新しい都市ですが、その中でも伝統として根付いてきている大切なお祭りで、若い人たちに八千代を“ふる里”として思って頂ける「ふるさと親子祭」を消したくない!そんな思いもありまして、市長及び市役所の方々、また商工会議所会頭及び執行部が力強く花火大会を行うと掲げてきました。』
来年も、再来年も、八千代市の一大イベントが、消えることなく続くことを願っています。
そんな花火大会ですが、運営を支える大きな収益のひとつとなっているのが、お馴染みの桟敷席。
既に先日6月15日から今年の販売が開始されましたが、市からの補助金と併せてこの協賛金が、花火や警備関係などお祭りを維持するために欠かせない存在なのです。
言うまでもありませんが、桟敷席から見る花火は、ものすごい、ものすごーい!!大迫力!!です。
空から花火が降ってくるような、圧倒される瞬間。距離を置いて眺める花火とは一線を画す、もう別モノのショーを観覧している気分になります。
そうそう、予約できるのは桟敷席ですが、協賛は当日販売のみのイス席や野球場外野席、またバラのシールでも参加できます。ぜひこちらもご検討を!
★さじき席ほか 協賛情報
1.花火大会さじき席協賛
【協賛金】1マス 1万円
【受付方法】6/15(水)から、先着受付順に場所指定可。(受付時間:土・日・祝日を除く平日(月〜金)8:30〜17:00)
【問い合わせ】ふるさと祭実行委員会事務局 047-483-1771 又は 八千代市産業活力部産業政策課 047-483-1151
【受付窓口】ふるさと祭実行委員会事務局(八千代商工会議所内) 又は 八千代市産業活力部産業政策課
※大人4人が座れるスペースで、家族サービスや接待に最適です。
※先着受付順にマス席の配置図をご覧いただいて場所をご指定いただきますので、お電話等による受付や仮予約は致しません。また、現金にてご協賛いただきますのでご協力をお願い致します。

↑ 八千代台駅東口から歩いてすぐの場所にある八千代商工会議所。ここの1階奥か、八千代市役所のどちらかで受け付けすることが出来ます。
⇒場所はこちら

↑ 桟敷席は先着順で枠の場所を見ながら受け付けていきます。これは市役所と商工会議所両方で連絡を取り合いながら埋めていくので、どちらで受け付けても選べる場所は同じです。

↑ ちなみに桟敷席はこんなイメージ。
2.花火大会イス席協賛
【協賛金】1席 大人1,000円・小学生以下500円
※花火大会当日のみ協賛いただく自由席(座席指定ではありません)。お電話等による受付や仮予約は致しません。
3.花火大会野球場外野席協賛
【協賛金】大人1,000円・小学生以下500円。
※花火大会当日のみ協賛いただく自由席(座席指定ではありません)。お電話等による受付や仮予約は致しません。
4.バラのシール協賛
【協賛金】1シート(100枚)1,000円
そうそう、あともうひとつ。
今年は地震がまだまだ懸念されていることから、緊急時の避難場所として指定されている体育館前の多目的グラウンドが速やかに使えるように、毎年中央に組まれていたやぐらは見送ることになりました。昼間のお祭りを盛り上げてきたやぐら周辺でのロックンソーランも、お神輿も、盆踊りも、現段階では開催の予定がなく、もしかしたら見ることができないかもしれません。
ちなみに唯一イベント開催が確定しているのは、八千代青年会議所さんのみです。
こちらの情報は確定次第また早耳情報でご紹介しますね!(その時点で、他のイベントも予定が立つような状況でしたら併せてご紹介できればとも思っています)。
本当、毎年のように花火大会の前は「やるか」「やらないか」で盛り上がる。
それだけ八千代市民が注目している、欠かせないイベントなんですよね。
私も、実家にいたときに家族で集まって見ていた花火を、結婚してからも、そして自分の家族が一人、二人と増えた年にも同じように見てきました。そんな毎年変わりなくやってきた光景が見れなくなるなんて、想像出来ないですもの。
八千代に欠かせない、大切な大切なお祭りです。
●第37回八千代ふるさと親子祭
【八千代市HP詳細情報】第37回八千代ふるさと親子祭花火大会 さじき協賛金等受付のお知らせ
【八千代商工会議所HP内情報】http://www.yachiyocci.jp/450-event/110820-furusatomatsuri/furusatomatsuri%20.htm