八千代の皆さんにはすっかりお馴染みの貝殻亭リゾートでは、来春のオープンに向けて着々と「貝殻亭ガーデン」の準備が進められています。このガーデンは、近隣の方々が様々な植栽に親しみながら、気軽に集い、くつろげるコミュニティ・ガーデンをコンセプトに計画されているもので、単に眺めるだけの庭ではなく、自然の営みを感じることのできる庭をテーマに、宿根草と日本固有の野ばらなどで構成する計画。
既に今年4月から、応募で集まった園児〜小学生のお子さん方によって種や球根を植える作業が行われてきていて、現時点で計14回も開催されています。
⇒可愛いガーデナー 花咲大使(あと2回で終了!現在参加者を募集中です)
↑ 2009年8月、まだ造成が行われる前に花摘みイベントが行われた際の写真。八千代ナビでもGPIさんの本格英国ガーデンの構想について、以前レポートでご紹介したことがありました。
⇒レポートはこちら
この貝殻亭リゾートに隣接する700坪の敷地では、今やほぼ造成が完成しつつあり、既に10月1日から店舗利用のお客様に向けてプレ公開がスタートしているんですって!
ガーデンが一望できるガーデンサロン(洋菓子店ソレイユの2階)では、公開を記念したピクニック・バスケット(サンドウィッチ&サラダ)の提供がスタートしていますし、本日11月11日からは優雅なライトアップで彩られるナイトガーデンがオープン!ロマンチックな雰囲気満載な中、貝殻亭のアラカルトが楽しめるディナーも楽しめるようになります。
散策エリアの一般公開やサービスが全て開始されるグランドオープンは、真っ白なナニワイバラで貝殻亭が包まれる2012年4月の開花時期頃だとか。
さて、そんな素敵なガーデンでは、11月18日(金)からクリスマス頃まで、日本を代表する鍛鉄工芸作家でいらっしゃる西田光男氏による個展が開催されます。
「鍛鉄」というのは、“鉄を叩いて形作る手法”を指すそうで、英語ではロートアイアン、ドイツではクンストシュミーデと呼ばれているとか。ヨーロッパ中世時代に教会や城郭、都市建造物などへ装飾性を兼ね備えた実用品として用いられたのが始まりで、今でもドイツではマイスター制度があり、この仕事において芸術性の高い作品を作る人はKunst-Schmied(クンスト・シュミット = クンストは芸術、シュミットは鍛冶屋)と呼ばれ尊敬されているほど。
この技術の特徴は、溶けた金属を型に流し込んで作る鋳造と違い、同じ物を幾つも作ることが出来ないという点です。
⇒西田光男氏の作品集 ホームページはこちら
貝殻亭リゾートでは、これまでにも西田氏の食材をモチーフにした作品を敷地内に置いて、それらを子供たちに探してもらう食育イベントを開催しているそうで、西田氏が生み出す作品の温かみや、優れた芸術性を合わせ持つ生活に根ざした日常使いの工芸品の素晴らしさを、ぜひ多くの方に紹介したい!という思いから今回の個展へとつながりました。
昨日には今回の目玉作品でもある、最大5メートルにも及ぶ「首長恐竜のファミリー」が敷地内に運ばれたとか!他にも鍛鉄製のフェンスや門扉などが展示されます。
『大きな恐竜は見応えがあります。子どもたちにも、見て、さわって、乗って遊んでもらいたいと思っています。』とGPIさん。開催日は18日からとはありますが、もう既にご覧いただけるとのことですし、無料なのも嬉しいところ!ぜひ気軽にお出掛けされてみてはいかがでしょうか?
★イベント詳細
【開催日程】2011年11月18日(金)〜12月26日(月)
※現在すでに作品が到着し、18日に先駆けて公開中!
【場所】千葉県八千代市勝田台北2-4-5(地図)洋菓子店ソレイユと砥部焼の店山椒房の間の駐車場奥
【駐車場】有り
【入場料】無料
【イベント予定】開催期間中、2回デモンストレーションを行います。
(1)11月19日(土)/13:00〜15:00 ※雨天順延
⇒事前申込みにより小学生5名を対象に、「鍛鉄製の葉っぱのキーホルダー製作教室」を開催
(2)12月10日(土)/13:00〜15:00 ※雨天順延
⇒西田氏がパイプからキャンドルスタンドを制作するデモンストレーションを披露
【追記】2011年12月5日
先週金曜日の夕方、少しだけ立ち寄ってきました!
16時半頃になると、ガーデンにライトが灯り始めます。
↑ 西洋菓子店ソレイユの右側にある駐車場の左奥が、ガーデンの入り口になっています。「ご自由に散策ください」と看板が添えられています。
↑ 坂道を登っていくので、ベビーカーなどは厳しそう。赤ちゃん連れの方は抱っこが良さそうです。
↑ ソレイユや貝殻亭の裏手あたりには、こんな感じでテラス席が用意されていました!天気の良い日はこんなところでランチが出来たら素敵すぎる!
首長恐竜のファミリーもすぐ見つかりました!
なび長男と一緒にガーデンへ寄ったのですが、思っていた以上に大きな恐竜に私もテンションが上がります。子供はひとつひとつにまたがってみたり、前から覗きこんだりとはしゃぎまくり、しばらーく恐竜から離れませんでした。
↑ ずっしりしているのかと思ったら、中が空洞っぽい感じ。でも子供がこうして乗ってもびくともせず丈夫で、間近で見ると本当に迫力があります。
今度はもっと明るいうちに子供を連れて散策してみようかしら!
恐竜は12月26日まで展示予定です。ぜひ気軽に立ち寄ってみては?