仏蘭西料理のレストランとしてお馴染みの貝殻亭ですが、この建物を覆うナニワイバラも言わずと知れた観光スポット。純白の圧倒されるような満開時期を迎える4月〜5月頃には、ここ貝殻亭をわざわざ見学コースに組み込む観光ツアーがあるほどなんです。
そんな素晴らしいナニワイバラを保有する貝殻亭リゾートの運営企業(株)GPIさんが、『緑に囲まれた街づくりで、地域社会へ貢献したい!』という思いから、レストランを覆うバラの枝から、GPIのスタッフさん自らで挿し木として苗作りを行い、きちんと根付かせた苗を近隣の方々へプレゼントとし始めたのが、今から7年前。
今や配布実績は1,000株を超え、配布イベントとは別に行われている教育・医療・福祉施設への寄贈も30カ所!この「次代の子ども達への未来環境づくり」としての活動に賛同された“千葉大環境健康フィールド科学センター”のご協力も得て、以前に比べて飛躍的に多くの方々へ配れる苗を準備することが出来るようになったそうで、特に今年はイングリッシュガーデンのオープンを記念して、さらに多くの苗が準備されました。

↑ ナニワイバラというのは、中国中南部や台湾を原産地とし、果実が薬として用いられたことで17世紀頃に日本へ持ち込まれたとのこと。名前の由来は、このバラを広めた商人が大阪の方だったからなんですって!
苗が生長して花をつけるようになるまでには長くて3〜4年ほどの月日を要しますが、それだけに開花した時の喜びは大きいもの。生長記録や開花のお写真をお送りいただくことも、年と追うごとに増えてきたそうです。
「バラって手入れが難しいんでしょう?」と懸念される方も多いかもしれませんが、このナニワイバラというのは大変丈夫で古くから庭木や垣根として使われているポピュラーなものなんですって。
ツル性で育つと5〜6mほどにもなり、大きな白い花を咲かせる気品溢れる品種です。耐寒性・耐暑性に優れて病害虫もアブラムシやハダニ程度と少なく、一般的なバラよりも育てやすいのが特長!
八千代の花“バラ”を、ご自宅のシンボルツリーに。
ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがですか?
以前は直接現地で引き渡し期間を設けていらっしゃったのですが、多くの方にお並びいただいてしまうということから、数年前よりホームページで事前受付を行うことになったほど。先着300名なので、ぜひご希望の方は締切を待たずお早目にお申込みくださいね。
イベント詳細情報
ナニワイバラの苗 春の無料配布会
【応募期間】2012年2月15日(水)〜3月12日(月)
【応募方法】ホームページからメールにて応募申込み(先着300名) ⇒詳細はこちら
【費用】無料
【引き渡し期間】2012年3月15日(木)〜19日(月)/14:00〜17:00
【配布場所】砥部焼の店 山椒房(地図)
※一家族につき一苗に限らせていただきます。

↑ 貝殻亭リゾート内にある、砥部焼をはじめとする陶磁器や、ガラス製品が並ぶお店「山椒房」にて配布。
⇒山椒房のお店レポートはこちら
〔関連レポート〕
2010年08月22日 ナニワイバラ苗を無料配布!貝殻亭リゾート30周年記念イベント