今年で4回目を迎える「東葉家族車両基地まつり」です。
八千代緑が丘駅のすぐ近くに、車両基地があるのをご存知ですか?
そこで平成21年に、10月4日(とうよう)=“東葉”の日を記念して、東葉高速鉄道の車両基地を一般公開するイベントが行われたのがこのおまつりの始まりです。2回目以降は11月の第1週日曜日に開催されていまして、今回も11月4日(日)に第4回目が行われることになりました。
普段は立ち入ることのできない車両基地ですが、当日は地域の方々へ開放することで“沿線地域の皆さんに一層の親しみを持っていただこう”という思いのもと企画されているとか。さらには、このイベントを通じて東葉高速鉄道沿線の魅力を広くPRすることで、地域全体の活性化に寄与するという目的があるそうです。
★イベント詳細情報
第4回東葉家族車両基地まつり
【開催日時】2012年11月4日(日)10:30〜15:30(入場は15時まで)
※小雨決行。荒天中止
【会場】東葉高速鉄道車両基地(地図)東葉高速線八千代緑が丘駅から徒歩10分
【駐車場】無し
【入場料】無料
【内容】
・車両展示
・保守用車両展示
・子ども制服撮影(小学生以下)
・保線用モーターカー試乗(雨天中止)
・車両床下見学&パンタグラフ動作体験
・鉄道模型運転
・車掌体験(事前応募制イベント・応募締切済)
・車両部品販売(10:30〜12:00)
・遺失物傘販売(13:00〜15:30)
・東葉高速鉄道&鉄道各社グッズ販売
(出店予定:新京成電鉄、北総鉄道、つくばエクスプレス、埼玉高速鉄道、りんかい線、銚子電鉄、いすみ鉄道、富士急行、千葉都市モノレール、山万、ひたちなか海浜鉄道、京葉臨海鉄道)
・はしご車試乗(小学生以上、雨天中止)
・模擬店
・動物ふれあい広場
【問い合わせ】東葉高速鉄道 総務部企画課 047-458-0018(平日9:00〜17:30)
ちなみに我が家の次男も、一日中電車や新幹線が頭から離れない鉄ちゃんでして、昨年我が家はこのイベントにデビューしてきました。
ご参考までに、去年行われた第3回車両基地まつりの様子を紹介しましょう!
★2011年 第3回イベントの様子
開催場所となる車両基地。
八千代緑が丘駅から徒歩約10分ほどの場所にあり、戸建てが並ぶ住宅街沿いにある遊歩道をひたすら歩いた先にあります。
駅改札をイオン側に出て、八千代中央駅方面へデッキを進んで突き当りの階段を下りると、スポーツの杜公園が右前に見えるT字路の道に出ます。
そのまま道沿いに歩き、一つ目の交差点を左折して高架下をくぐり抜けつつ、緑地公園沿いに右折していくとこんな道に出てきます。
去年開催された11月6日は小雨がぱらつくあまり良いお天気ではなかったんですが、とにかく現地へ向かう人の流れがすさまじい!!(上の写真は、帰り際に撮ったので人がまばらなんですが・・・行きはあまりの人の多さに撮る余裕すらなかった!)
実のところ最初は入口がよく分からず、上に紹介したルートではなくて、住宅街を抜けて入場門近くの道に出たんです。そうしたらば、門の前にはながーいながーい入場待ちの列が!
後ろに並ぶために、仕方なく門からどんどん離れて上の写真の道沿いを戻っていったんですが、行けども行けども一向に最後尾が見えてこない!!
想像以上の長蛇の列に、思わず帰ってしまおうかと諦めかけたほどでしたが、10時半に入場がスタートしたら、あれよあれよと会場内に人が吸い込まれ、あっという間に消化されてしまった!
これならむしろ、10時半を過ぎた頃を狙って来た方がスムーズだったかしら?
↓ とはいっても、入場待ちで立ち止まっている人がいなくなるだけで、その後も次から次へと来場者が歩いてきます。
↓ こちらが入口!係の方から首に下げるカードをもらって、敷地内に入っていきます。
坂道を下り降りていくと、その先に線路と踏切が見えてきます。
さらに奥に見える広大な敷地!!
↑ 電車は入ってきませんし、普段じゃ出来ない「踏切内で線路をバックに記念撮影!」なーんてことも。
↑ こんな線路の真ん中から眺める景色、なび次男には贅沢すぎたようで動けなくなってました。
この日は残念ながら、「電車と綱引き」は雨天中止となってしまいましたが、小雨だったためそれ以外の屋外イベントは無事行うことができました。この綱引きイベントは、今年は予定されていないようですね。
ちなみに、中には事前応募制イベントというのもあるようで、事前に申し込みのあった方から抽選で当選はがきが届き、当日持参すると体験できるものです。この日は「車掌体験」や「はしご車試乗」が該当していましたが、今年は車掌体験だけで、はしご車試乗のほうは当日参加が可能みたい!
↑ 第3回のときのイベント内容です。とにかく会場が広い!!
↑ トイレは4〜5ヶ所用意されていました。
↑ 舗装された道路が会場内に続いているので、ベビーカーで来場されている方も見られました。
電車をこの角度から見られる機会なんて、そうそう無い!
ぜひ立ち寄ってもらいたいのが、車掌体験コーナーの入口から見上げるこの光景。
体験は当選した方のみですが、前を通るときにパッとすぐのぞけました!
鉄道模型運転コーナーも人気!
子ども向けに、制服を着て撮影できるスポットもありました。
ここでしか手に入らないようなレアグッズも?!
千葉の鉄道会社が販売する数々の鉄道グッズは、珍しくてつい手にとってしまうものも。
このおまつりで大変人気なコーナーのひとつ、「忘れ物の傘販売コーナー」。
東葉高速線の車内などで置き忘れられた傘は、1週間保管後八千代警察署へ移送されます。けれども3か月間落とし主が現れない場合は、再び預け元へ所有権が移るなどして、倉庫へと保管し続けられた傘たち。
けれどもその倉庫も入りきらなくなり、せっかくなら“傘にも第二の人生を!”と企画されているのが、この忘れ物の傘販売イベントです。
一本どれでも100円!(制限時間5分)
↑ 子ども用があったり、折り畳みタイプがあったり、まだ新品そのものの傘があったり。特になび息子用の傘は何本あってもいいくらいだから(買ってもすぐダメになるので・・・)、ここぞとばかりに小さめ傘を探しまくりです!
↑ 傷みや骨折れ、破れなどは各自開いてチェックし、自己責任のもと購入するというルールはあるものの、いくらブランドの高級傘でもなーんでも100円で、この日は本数制限も無し!
動物専門学校の方が行っている動物ふれあいコーナーは、規模が大きく子どもたちはかなりの時間をこちらで過ごさせていただきました!
乗馬コーナーでは、小学生は1回200円で乗馬体験が出来るほか、1台で4名乗れる馬車体験(1台200円)や、幌馬車体験(1名200円)といったイベントで賑わっていました。
↑ 馬車と幌馬車には、大人の方も一緒に乗ることができます。
↑ なび家も馬車に乗ってひとまわり!馬車をひくのに向いている馬についてなど、説明を添えながら回ってくれました。
家で飼っているようなペット向けの犬、ひよこなどを触ったり、うさぎやモルモットをヒザに乗せて抱っこできるふれあいコーナーのほか、100円(だったかな?)でエサを1カップ購入して、敷地内にいるシカやヒツジなどにエサを与えることができる体験コーナー、ふくろうやタカなど普段近くでなかなかゆっくり観察できない珍しい動物を間近で見ることができたりもします。
↑ 動物専門学校の生徒の皆さんが、子どもたちに扱い方を教えてくれます。
↑ きちんと手の消毒コーナーが設けられていたので、なび息子たちが触れていても安心です。
地元の団体や飲食店などが出店している飲食コーナーも充実!
焼きそばやお餅、あったかい野菜たっぷり豚汁、お菓子類などなど、テントがズラリと並びます。
↑ お昼時には並ぶ、並ぶ!大変な賑わい振りです。
↑ 長テーブルをつなげた休憩コーナーも、お昼を過ぎると満席に。早めのお食事がオススメです。
今年は天候にも恵まれそうですし、ぜひお出掛けしてみてはいかがでしょうか?
駐車場がないので、遠方の方は電車でどうぞ!
将来のファンを増やすにはいいかと。
(吉田)