というのも、早耳レポートへのコメントに、ざりさんが「3/26(日)10:00から萱小新設分離校の学区説明会があります。取材されてみては如何でしょう?」と情報をくださったので、正式に決まったんだ!と分かったわけでございます。私も新設校近辺に住んでますし、個人的にも「うちは結局該当するの?しないの?」というところが気になってましたので、萱田小学校の体育館へ説明を聞きにいってきました。
萱小に足を運ぶのは8年ぶり!その後改修・増築がありましたが、それにしても本当にキレイな校舎&体育館ですよね。あー、匂いが小学校っぽい!懐かしい・・・。

ついたのは10時ちょっと前。体育館に入ると、「資料をお持ちください」と表紙入れて計3枚の紙をいただきました。通学区域が列挙された1枚と、該当する場所を囲んだ地図のコピー1枚の簡単な資料です。
体育館内には、折りたたみ椅子が前から15列、横に20列分用意されて、舞台前のスペースに教育委員会の方々や、萱小の校長先生など7名ほど座っていらっしゃいました。
半分から後ろのあたりでまばらに座っているご父兄の方々、少ない・・・。10時を過ぎた辺りから少しずつ増えてきまして、結局10時5分から説明会が行われました。それにしても、椅子が埋まるには程遠い人数です。
まずは萱小の校長先生からご挨拶がありました。
「萱小は、平成18年度は36学級に3学級増えて、最大の39学級となります。この1年をかけて、子供たちがお互いに気持ち良く充実した気持ちで分かれていけるようにしていきたいと思います。」などとお話されました。
その次に八千代市教育総務部長の方からご挨拶。
「新設校は、18学級でスタートする予定です。ただし、40名のクラスが1名増えれば2学級に分けるなど、1名違っても学級数に変化があるので、最大24学級可能なつくりになっています。プールや体育館は生涯学習施設の設備として作られていますが、子供たちが従来どおり利用できるよう配慮するので使い勝手は今までと変わりありません。
今回の分離校新設については、@大規模校の解消、A萱田小学校の環境を良くするため、という目的で行ったものであり、兄弟校という位置付けとなります。ですから、いずれ何年後かに萱田小学校の人数が空いてきたときには、新設校から萱田小学校へ戻ってきていただき、残った新設校は八千代市民に有効活用していただく想定です。」
そうなんですか!
いずれは萱小に再集合するんですかー!初耳です。
その後、通学区域の決定方法について「通学区域審議会や、自治体・萱田小学校PTA・教職員による意見、メール・電話・書面、などを踏まえながら決定した」旨説明があり、それから通学区域の詳細説明がありました。
内容は次のとおりです。
萱田小学校の通学区域のうち、次の地域を分離新設校の通学区域とする。
〔ゆりのき台〕
・1丁目、3丁目のうち7番地・8番地・9番地
〔萱田町〕
・市道大和田新田1号線からゆりのき台1丁目に接するまでの530番地から538番地
〔萱田〕
・1612番地
〔大和田新田〕
・市道大和田新田1号線から東側の477番地・499番地・500番地・501番地・507番地から514番地・517番地
(※下地図のうち、黒枠の部分が該当地域)

(※黒枠周辺の拡大地図)

前回のレポートの回答から変更があった部分は、「萱田1612番地」が追加されたことのようです。
追加説明で、「アルファグランデの方々を通学区域に組み込めないかという要望があり審議いたしましたが、18学級を予定し、最大24学級という規模の新設校ですから、教育環境を考慮しこれ以上の拡大は難しいと判断し、該当から外しましたのでご理解いただきたい。」ということをお話されていました。なかなか、全ての方々の要望通りにはいかず、地域の皆さんにはご理解いただくしかないという部分が多少なりともあるようです。
そのあとに、ご父兄からのご質問コーナーも設けられました。
「通りを挟んで向こう側の子供は徒歩5分の近い学校に行けるのに、うちの子供は通学路が同じなのに数十分先の学校へ行かないといけない!」とか、「目の前の学校を通り過ぎて子供を通わせないといけない!」など、子供のメンタル部分のカバーについても色々と解消されていない問題が浮き彫りになっていました。
特に、通学路については女子医大の病院建設も含めて検討しなければならなかったり、オフィシャルな通学路として決定するために、引き続き学校と協議して検討しなければならない部分が多かったりと、通学路について不透明であることがご父兄の理解をイマイチ得られないポイントのようです。
そうした中でも、教育委員会からの要望としては、「家から通学路まで出てくるまでの経路については、各家庭によって決めていただくものであるため、その道が整備されていなかったり、信号がないなど色々問題があるようでしたら、学校等を通じてぜひ申告して欲しい」ということをおっしゃっていました。なかなか教育委員会で全てを把握し、全てをカバーすることは困難なようで、申告があれば検討の上対策を講じるきっかけになるとおっしゃっていました。
もうまもなく4月、新1年生の初々しい様子が溢れる季節ですね。
とにもかくにも、子供たちにとってより良い環境となるよう、今年1年さらに検討や取り組みが進みますように。